マレーシア生活で本気の節約をしたら月々の生活費はいくらになるのか検証してみた
マレーシアの物価が安いということは、日本の番組、例えば「幸せ!ボンビーガール」や「世界の年収400マン」などで発信されているのでマレーシア=安いと信じている人は多いかもしれません。
でも、実はこれは事実の一部に過ぎないと思っています。
住んでみるとわかりますが、出費の具合は生活の仕方でかなり変わってきます。
少々例を挙げると、どのお店に飲みに行く、どの頻度で飲みに行くなどの要素によって、簡単に日本と同等、場合によってはそれ以上の月間の出費になり得ます。
今回は、マレーシアで本気で節約をした場合を想定し、また、他のブロガーさん達の情報も併せて月の支払額を検証してみます。
気にせずお金を使う場合には青天井で出費は膨らみますが、節約した場合にどれほどまでに抑えられるかの目途を知ることはこれからマレーシアに来る人にとって役に立つかもしれません。
特に現地採用という形でマレーシアで就職した最初のころは、ある程度出費に関する目途が先に立っているということは大事なことではないでしょうか。
本気で節約、と言いつつも“人間らしく生きていける程度の本気の節約”を想定して検証してみます。
本気で節約するマレーシア生活
では、さっそく検証に入っていきましょう♪
家賃
もちろん一人で住むことが一番ストレスもないですし楽と言えば楽なんですが、ルームシェア・シェアハウスは圧倒的に経済的です。
部屋借りがマスタールームであれば、自分のトイレやシャワールームを確保できるので、お金も抑えつつある程度快適な生活を送れるかと思います。
クアラルンプール市内もしくは近郊に会社オフィスがあるとして、そこに通えるエリアの賃貸を考慮すると、マスタールームは1,000リンギット(約26,000円)ほどになります。
食費
これはどれくらい健康的な食べ物を摂取したいかにもよるのですが、私自身の感覚とマレーシアブロガーさん達の生活費に関する情報を合わせて考えると、30,000円程度になると想定できます。
自炊も場合によっては外食よりも高くなったりして、計算が少々難解です。
本気の節約ということで、飲み代やお茶代を想定していません。
大した金額じゃないし、と思ってカフェに頻繁に行ってしまっていたり、それなりのお店で飲むだけで、飲食のための費用は一気に膨らみます。
交通費
例えばオフィスが徒歩距離にあれば交通費はぐっと下がりますし、LRT(電車)やモノレールが使用できる立地状況であれば、これも交通費を抑えることのできる要素になります。
マレーシアに来たばかりで、節約をしていきたいと考えているとする場合、本来やはり徒歩距離、もしくは電車で通える場所に住むはずです。
そのような場合一日150円程度で済むはずなので、オフィスとの行き来に関しては月間4,000円以下になると想定できます。
通信費・インターネット料金
私の携帯電話の月間費用は60リンギット(1,500円)ほどです。
定額で、かけ放題やネット接続が無限などのプランもあり、携帯電話の利用料金に関しては日本と比べると大きな差があります。
かなり低額のプランであっても利用上限幅のあるものが多いので、とても助かっています。
インターネットを使わなければもっと安くさせることは可能ですが、節約しつつも人間らしい生活がテーマなので、60リンギットが妥当な使用料金になるでしょうか。
ルームシェアをしている場合を想定すると(多くのルームシェア用の部屋がスモールルーム、ミドルルーム、そしてマスタールームの3つに分かれています)自宅のインターネット料金に関しては、多くのプロバイダーサービスが月間150リンギット(4,000円)ほどになるのでそれを3名で割るとすると1,300円ほどになります。
光熱費&水道料金
光熱費と水道料金は日本と比べると驚くほど安いんです。私自身の電気料金は月々50リンギット(1,300円)以下、水道料金も300円程度です。
上記と同様、3人用の大きなユニットの合計の支払額を3で割るとすると電気料金と水道料金で月額1,500円は超えないと考えられます。
雑費
この雑費が一番検証するのが困難です。急にタクシーに乗って遠くにいかないと!
や、どうしても行かなければならない送別会が重なってる!などは普段からあるでしょうし、普段の買い物で必要な衣料品や日常品を買うこともあるはずです。
限りなく現実も考えつつランダム性も考慮すると15,000円を月々雑費に充てるとします。(ここだけ急に雑ですいません!笑)
マレーシアで本気で節約した検証結果!
大きな出費対象を中心に計算し、さらに多少の認識していない出費まで考えると、おおよそ月の出費は7万円から8万円になります。
本気で節約!とかいいつも、切ない思いはしたくないので(笑)、ある程度支払に余裕を持たせても7-8万円程度で月々の生活費は十分です。
支出と収入
マレーシアの労働ビザの条件として最低5,000リンギットの月給が義務付けられています。
5,000リンギットは2019年5月現在で約130,000円なので、多少の所得税を引かれたとしてもカッチリ管理していれば、多少の預貯金もできるし、旅行などにも行ける余裕をつくることもできるのではないでしょうか。
最近では、クアラルンプール市内のコールセンターのお仕事など、7,000リンギットや8,000リンギットの給与がある場合も少なくなく
自身の管理の仕方によっては月々100,000円以上月々お金を貯めれることになります。
日本でもマレーシアでも大事なことは、使うところは使って、貯めるところは貯めることだと思います。
冒頭でも触れましたが、出費を気にしないと、あっという間に出費は膨らみます。
気を付けるところは気を付けて、経済的・精神的に豊かなマレーシア生活を送りたいものですね♪
my_asianlife
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