インタビュー
特集
キャリアアップを目指す私のマレーシア挑戦
プロフィール
Hiroe
大学卒業後、大手マーケティング会社に就職
2018年マレーシアでデジタルマーケティング会社に入社
今回インタビューさせて頂くのは、マレーシアで働く女性Hiroeさんです!
Hiroeさんは、アジアで急成長を遂げるデジタルマーケティング会社で活躍されている方です。
Hiroeさんは次なるキャリアアップの場としてマレーシアを選ばれました。
日本からマレーシアへ転職・求職を考えられている方にとても参考になる話しばかりだと思いますので
根掘り葉掘りインタビューして行きたいと思います!
では、インタビュースタート!!
Q.マレーシアにはいつきましたか?
Hiroe:2018年の7月にきました。なので2019年の5月現在でまだマレーシアに来て1年経ってないくらいです。
マイアジ編集者:1年経っていない割には、とてもマレーシア慣れしているオーラを感じます(笑)
Hiroe:それ結構いわれます(笑)誉め言葉として受け取るようにしています。
どちらかと言えば、新しい環境に慣れるのは得意な方と思っているのでそれもあるかもしれません。
あ、それと来月30の誕生日になるので是非お祝いしてください!!
マイアジ編集者:は、はい。考えておきます(笑)
Q.マレーシアに来る前は何をされていたんですか?
Hiroe:マレーシアに来る前、日本では二つの会社で働いたことがありました。
一番最初に勤務していたのはマーケティングリサーチ業界の会社でした。
その頃から、海外留学をしたこともなかったし、英語が得意という訳ではなかったんですが、海外で働いてみたいという気持ちがありました。
その後、ご縁でアプリメディア業界の会社に転職することになりました。
転職を考えた一つの理由として、新規の事業をインドネシアで展開していこうとするタイミングで、私もそのインドネシアの事業に関われることになったからです。
ただ、結果的には色々な理由があって、そのようにはならず、海外で働くという夢はかなえられませんでした。
どうしても海外で働くというのが夢があったので、まずは一回海外に出てみつつ考えようとフィリピンのセブ島で語学留学をすることにし
英語の勉強をする中で、もうちょっと実践的な英語も身に着けつつ、海外就職の機会を探すことにしました。
マイアジ編集者:どうしても海外に行きたいと思ってとりあえず行動された先が、まずはフィリピンのセブ島だったんですね!?
どれぐらいの期間の語学留学だったんですか?また、実際に英語力は向上されたのでしょうか?
Hiroe:私は有意義に時間が使えたと思っています。
英語自体は大学受験の時にそれなりにちゃんと勉強したつもりではあったので、いわゆるアカデミック英語は苦手意識は無かったんですね。
ただ、実践的なスピーキングや発表、というようなスキルにはあまり自信がありませんでした。
実践的な英語力に関しては、そういう意味では0からのスタートだったと言っていいくらいだと思うので、毎日語学に向き合う中で自信で成長を感じることができました。
フィリピンという海外の地なので、中にはふわふわしている人もいたように覚えていますが、私は英語に向き合うためにセブ島にいったので
3カ月の間英語に没頭し、時間がたつと共に、実践的なスキルに関しても苦手意識はなくなっていきました。
マイアジ編集者:セブ島と言っても超ハードな語学学校から緩い語学学校があるとよく聞いています。
その中でも3ヶ月間みっちりお勉強されてたんですね。
Hiroe:はい(笑)私の場合は本当に英語を学びに行っていたのでお酒とか一滴も飲んでいませんよ!
そのセブ島での留学の際に、英語を学びながら次は活かす場所も同時に探してモチベーションを保っていました。
そのためセブ島での語学学校に通いながら、海外での転職活動を同時に始めました。
Q.その後勤務する国はどうやって絞っていったんですか?
Hiroe:英語が仕事で使える国、かつ、アジアでと考えていたので、フィリピンとマレーシア、シンガポールが候補でした。
当時の私のマレーシアに対するイメージは、フィリピンとシンガポールの中間、からかなりフィリピンよりに寄せた国(?)
というような感覚を持っていました。まだその時は、マレーシアにはまだ来たことがなかったんです。
シンガポールには旅行などで何回か行ったことはあったので働くというイメージが多少はあったんですけど
近いし、一度旅行で行ってみよう!と思ってマレーシアにも来てみたんです。
実際にマレーシア、厳密に言うとクアラルンプールですが、ほぼシンガポールじゃん!と思ったことを鮮明に覚えています。
治安のことや、英語のこと、またマレーシアでのご縁もあってマレーシアに最終的にくることになりました。
マイアジ編集者:ビジネスで使える英語力というのをとても意識して海外就職の方向性を決めていったんですね?
Hiroe:そうですね、重複してしまいますが、私が海外で働いてみようと決めたときに、個人的な2つの目的に繋がっていく環境やキャリアを選択していこうと思いました。
1つは、先ほど言ったように、自分の英語力をあげるということですね。
仕事や生活の中で、実際に使える英語を身に着けるという目標が達成できる環境を選んでいきたいと思っていました。
また、英語圏で実際に使える語学力を付けつつも、日本や他の国でも通用するスキル・実力をつけられればと思い、この2点が叶えられそうな方向性の選択を意識していました。
Q.今はどのようなお仕事をされていますか?
Hiroe:デジタルマーケティングの会社で営業をやっています。
仕事上日系企業・日本人の方々と関わることはありますが、基本的には仕事において英語を使わないといけない環境におり、その点においてはとても満足しています。
その環境のお陰で英語力の成長を日々感じることができているのですが、同時に壁を感じることもあります。
私は日本人なのでどこかで英語力の限界はあって、マレーシア人の同僚の人達も同様に英語力に限界があり
それが原因で本来もっとスムーズに行くべきなのに、言葉が原因で物事がうまくいかないケースもあります。
場合によっては、課題にしていた英語力が原因で、社外とうまく連携がとれない場合もあって。
自分の言語スキルは上がってきているはずなのに、他もっと本質的な問題も見えてきたりして、、、壁にぶちあたって心が砕けそうになるときもあります(汗)
マイアジ編集者:おっしゃられてた英語以外の専門性・スキルに関しては現状いかがですか?
Hiroe:実際にはもともとIT分野に関しては興味があり、東南アジアとは言えど、どんどん新しいものが出てきたり
目まぐるしく状況が変わったりととてもExcitingで、その中で専門性も磨けていると実感できているので
今の仕事に関しては難しさを感じつつもとてもやりがいを感じています。
私がマレーシアで初めて見るものや経験するものは、日本からすると遅れているものはあると思います。
ただ、実際には東南アジアでみると決してそんなこともないですし、マレーシア以外の国でも市場としてまだまだ魅力的な国はあると思っています。